以前紹介したクラッシュシリーズのように当店にはレトロ・ヴィンテージ風の商品が多数あります。
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よくお客様から、
「この商品はどうやってお部屋と合わせたらいいですか?」と聞かれます。
そこで今回はカラーから「レトロ・ヴィンテージ」に合わせやすいお部屋のパターンを4つ紹介します。
まずはじめに基本的なカラーの考え方を紹介します。
目次
0,カラーの基本的な考え方
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左のように色を色味の近い順に並べたものを色相環と言います。
(細かい説明は割愛します!)
このとき、隣にある色を類似色、反対にある色を補色と言います。
それぞれを使ったときの効果を簡単にまとめると
●類似色を使う…全体的にまとまった雰囲気がだせる。
●補色を使う…メインとなる色を引き立てることができる。
さらにこの色相環に明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)を加えたのが下の図になります。
同じ青でもビビットな青、ダークな青(藍色のような)、明るいパステル調の青など様々ですよね。
この明るさと鮮やかさの組み合わせごとの色相環をトーンと言います。
明度と彩度とトーンによる色相環(PCCSのトーン) 出展:日本色彩株式会社
この類似色、補色、トーンの3つの考え方でレトロ・ヴィンテージに合わせやすいお部屋を紹介します。
1,同じトーンで、似た色同士の組み合わせ(同じトーンで類似色相)
1つ目は一番簡単な方法です。
レトロ・ヴィンテージ基本的には明度の低い商品が多いですので、
基本カラーをダークトーンやディープトーンの茶色仮に設定します。
そのとき類似色になるのは、渋みのある赤や深い黄色です。
(文字色を変えてますが、わかりにくいですね、、、、)
店内のこのシリーズの展示も上記のように基本的には類似色相をベースにコーディネーとしてあります。
このシリーズでそろえれば間違いありません!
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全体的に同じ色が多すぎるとメリハリに欠けて面白味がないのと、ヴィンテージ調の場合暗すぎる印象になるので、
↓こんな感じでグリーンを加えるとお部屋が少し明るくなります。
2,差し色に反対色相(補色)を使う
2つ目が補色を使う場合です。
先ほど同様に基本カラーをダークトーンやディープトーンの茶色仮に設定します。
このとき補色は渋めの青になります。
「青!?」と思うかもしれませんが、分量を減らして差し色にしたり、
なるべく同じトーンでまとめることですっきりまとまります。
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↓こんな感じで壁やデスクの茶色をベースに椅子とベッドが補色に差し色になってます。
↓デニムのソファを使うと西海岸風・カリフォルニアスタイルに!
↓少し明るめのトーンで壁の青が補色に
3,異なるトーンで、同じ色相を使う
3つ目は明るめの茶色や赤と合わせるお部屋です。
下は店内展示ですが、テーブルやソファの座面が明るい茶色を使っています。
![](https://kagukinokuniya.com/wp-content/uploads/2017/05/IMGP3462-300x199.jpg)
同じ茶色でもトーンのことなる茶色を使った例。
この場合、明るい色か暗い色を同量ではなく、どちらかをアクセントにしたほうがまとまりやすいです。
4,同じトーンで異なる色相を使う
最後は同じトーンで様々な色を使う場合です。
色が多いと散漫なお部屋になりがちですがトーンをそろえることでまとまった印象になります。
↓は少し明るめのトーンでまとめたヴィンテージシリーズの店内写真です。
補色でも類似色相でもない緑も同じトーンだとまとまります。
5,最後に
ヴィンテージやレトロは少し個性的な商品ですが、ちょっとしたルールを守ればとても合わせやすい商品です。
全てを同じシリーズで揃えなくても、家にあるものと組み合わせてもまとまったお部屋は作ることができます。
店内には約150㎡の売場にヴィンテージ・レトロ調の商品を展示してありますので、
是非、一度お越しください!