外食先や、友人のおうちなどでダイニングテーブルに座ったときに、
『なんだか食べづらいな、、』と思った経験はありませんか?
我が家では息子と3人で外食をするときに、子供がテーブルが高すぎて食べづらそうだな~というのが、
いつも気になってしまいます💦
せっかくの美味しいご飯なので、心地よく食べたいですよね。
(実は、我が家では家の中でもテーブルと椅子のミスマッチで苦労しております。)
そこで本日は、美味しく食べるための家具の選び方をお伝えできればと思います!
※家具全般を買う前の準備については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
目次
1、知っておきたい大切なこと、『差尺』とは?
一度テーブルを買ったことがあればなんとなく知っているという方も多いと思いますが、
一般的なダイニングテーブルの高さは、70cmがメインになります。
最近は、おうちを広く見せるために、65cmのテーブルや、逆に存在感のある80cmのテーブルなど、様々ありますが、おそらく70cmのテーブルで食卓を囲んでいるおうちが多いかと思います。
では、70cmに合う椅子の高さってどれくらいなんでしょうか?
実は、『差尺』といって、テーブルの高さ×椅子の座面×身長で、ベストなバランスがだいたい算出できるんです!
では差尺とはどれくらいかですが、All About で下記のように書かれています。
食べやすい姿勢を保つための差尺は、座高(※)の1/3より2~3cm差し引いた寸法が目安になります。大体27cm~30cmくらいと考えれば良いでしょう。
※座高は身長×0.55が目安になります。
のように書かれていました。こちらをもとに計算すると、テーブル高さが一般的な70cmで身長170cmの方の場合だと、
差尺29.2cmとなるので、座面が40.8 cmというのが心地よい高さということになりますね。
(足が長い方ほど座高が低くなるので、その分座面が高くないといけないですね💨)
2 、身長×適切な座面の高さを計算してみた
『差尺』に基づいて、テーブルが70cmの場合のベストな座面を計算してみたので家具選びの際の参考にしてみてください。
※単位は全てcmです。
身長 | 差尺 | 座面高さ |
180 | 31.0 | 39.0 |
175 | 30.1 | 39.9 |
170 | 29.2 | 40.8 |
165 | 28.3 | 41.8 |
160 | 27.3 | 42.7 |
155 | 26.4 | 43.6 |
150 | 25.5 | 44.5 |
90 | 14.5 | 55.5 |
高さが70cm以上のテーブルをお使いの場合は、この数値に単純に足し算すると、適切な座面の高さが出てきますよ。
逆に65cmのテーブルの場合は、身長が170cmの方でも座面が35cm程度の椅子がピッタリだということになりますね。ふむふむ。
3、実際に販売されている椅子
まず、座面の高さですが、販売サイトなどではSH〇〇と記載のある部分です。
例えば、楽天市場のダイニングチェアランキングに載っているような椅子ですが、だいたいがSH40cm~44cmになっています。
▼2017.06.24時点でダイニングチェアランキング1位のものは44cm |
上の表で見ると、身長155cm~170cmの方々で高さ70cmのテーブルの場合にはしっくりくるものが多い設計になっていますね 🙂
木の國屋で取り扱っているダイニングチェアも、このあたりの高さのチェアがメインのラインナップになっています。
4、座面が合わないときの対処法
テーブルの高さ×座面×身長(正確には座高)でベストバランスが決まってくるので、身長が違うと当然、心地よい高さも変わってきますね。
誰に合わせるのか?仲良くご家族で相談しましょう笑
ちなみに我が家の場合はテーブル高さが80cmもあるので、それに伴って座面も50cm程度のものが必要なのですが、なかなか売っていません(涙)
さて、高さが合わないときや、ご家族の身長が違う場合は、どうすればいいのでしょうか?対処法を考えてみました。
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座布団やクッションで調整
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それぞれのベストな椅子を買う
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昇降式の椅子を探す
まず一番お手軽なのは、座布団やクッションでの調整です。実際、我が家では椅子の上にクッションを敷いて調整していますが、これがあるとないとでは肩の凝り方が全然違います。
ですが、ダイニングチェアにクッション、というのは、ビジュアル的にはあまりお勧めできる方法ではありません。
▼高さ8㎝のオシャレなクッションを発見しました。 |
見た目も重視したおしゃれなものも、探すといろいろとありそうですね。
次に、それぞれのベストな椅子を買う方法ですが、椅子がバラバラでいいの?と思われる方もいるかもしれませんが、最近は色々なチェアを配置してのダイニングも個性があって人気のレイアウトですよ。
個人的には、この方法が一番おすすめです!!
▼ピンタレストにも、チェアがバラバラのオシャレなダイニングが沢山載っていました💡
また、3なら椅子を揃えることができますが、種類がかなり絞られてきますので、その点ご注意ください!
5、まとめ
‟差尺を制するものは、晩御飯を制する”ということで、テーブルと椅子の組み合わせには、見た目と共に高さにもぜひ気を付けて選んでみてくださいね。
家具木の國屋でも、豊富なチェアを取り揃えております。
皆様にぴったりな家具が見つかりますように♪