高山市は実は移住者にとても優しい、人気の街なんです。
今回は移住時にもらえる可能性がある家賃補助、住宅支援の補助金について紹介します。
※この情報は2017年6月23日時点のものです。
最新の情報は高山市役所のサイトをご確認ください。
実は私もちょうど東京でのサラリーマン生活を終え、
高山へのUターン準備真っ最中ですので、(2017年6月)
自分の実体験や調べたことも併せて紹介します!
移住時の家賃補助、住宅支援の補助金は大きく3つ、それに加えてUターン就職、奨学金返済関連のものがあり、全部で5つあります。
それぞれについて簡単に説明していきます。
1,飛騨高山ふるさと暮らし・移住促進事業補助金
1つ目の補助金は一軒家、一戸建を借りたり、買った場合に出る補助金です。
₋高山市役所のサイトより₋
■対象者
飛騨地域以外から高山市へ移住し、一戸建ての空家を賃借する人、又は高山市に居住するために一戸建ての空家を取得及び改修する人。(ただし、移住後5年間の定住の確約が必要)
■対象地域:高山市全域
■補助金の額と期間
【借家等賃借料補助金】
家賃月額の3分の1以内で15,000円を限度とし、3年間補助。
【空家取得費・改修費補助金】
空家の取得及び改修にかかる費用の2分の1以内の額で1,000,000円を超えない額を補助。(土地の取得費は除く)
高山市内の一軒家ですと,賃貸で借りても5万円前後からあるので、
1万5千円の補助はとても大きいですね。
ただし5年以上の定住など条件もありますので、
十分にご注意ください。
こちらの補助金は賃貸では対象になりません。
2,若者定住促進事業補助金
2つ目はは賃貸物件が対象になる補助金です。
₋高山市役所のサイトより₋
概要
高山市へU・I・Jターン就職した若者で、賃貸住宅・借家を借りられた方に対して、家賃の一部を補助します。
対象者
以下の要件を全て満たす方が対象になります。
高山市外から高山市内へ住民登録地を移した方(※1)
高山市内の事業所へ就職または就業した方(※2)
就職または就業した日の年齢が35歳未満の方
上記の1か2のいずれか早い日から1年を経過していない方(※3)
高山市に定住する意志のある方
公務員でない方
高山市内もここ数年で賃貸マンションが増えてきています。
私も物件を探しましたが、設備も充実して、内装もきれいな物件も多数ありました!
ただし、こちらの補助金は35歳未満という年齢制限や就職などの条件もありますので、十分にご確認ください。
私の場合はこの補助金の対象になるとと思うのですが、
毎月1.5万円まで補助がでるのは非常に大きいですね。
だいたいこれまで東京に住んでいた家の2倍くらいの大きさで家賃が半分以下になります!
3つ目の補助金は、
3,まちなか定住促進事業補助金
3つ目は住宅を新たに建てたり、買ったり、改修したときにでる補助金です。
₋高山市役所のサイトより₋
まちなか定住促進補助事業
中心市街地区域内に移住する方がある場合に自己居住用の住宅の新築・取得・改修に要する経費の一部を補助します。
《補助内容》
ⅰ市外から中活区域への移住者 対象経費の1/2 150万円限度
ⅱ市内から中活区域への移住者 対象経費の1/2 100万円限度
ⅲ中心市街地の住居に既居住がおり、同居する場合 対象経費300万円以上で30万円
この補助金は市内の方であっても、中活区域に特定される区域内に
新たなに移るのであれば対象になる可能性があります。
ここまでが住居関連になります。
後の二つがとても驚きの内容です!
4,Uターン就職支援金
4つ目は、Uターンして高山市内の事業所へ就職した場合に対象になる支援金です。
₋高山市役所のサイトより₋
概要
高山市へUターン就職をした若者に対して、Uターン就職支援金を支給します。
対象者
以下の要件を全て満たす方が対象となります。
1. 高山市外から高山市内へ住民登録地を移した方(※1)
2. 高山市内の事業所(※2)へ就職または就業した方
3. 就職または就業した日の年齢が35歳未満の方
4. 上記の1か2のいずれか早い日から1年を経過していない方(※3)
5. 出生から15年間の期間内で、最も長く住んでいた場所が高山市内である方、または過去に高山市内に居住していて、申請日現在、実家(※4)に居住している方
6.高山市内に定住する意志のある方
7.公務員でない方
※1 高山市内に住民登録をしたまま、高山市外の学校などに就学、または事業所へ就職、就業していた方は、高山市外に居住していたことが証明できるもの(卒業証明書やアパートの退去証明書等)を提示していただければ対象となります。
※2 高山市外に本社を有する事業所のうち、定期的な人事異動に伴い市外への転勤が想定される事業所を除きます。
※3 高山市外に転出後、高山市内の学校等に就学し卒業した日から1年を経過していない方、または、卒業・中退した日から3年を経過していない学卒者(中退者含む)は、平成28年4月1日以降に高山市内の事業所へ初めて就職・就業し、且つ1年を経過していない場合、対象となります。
※4 実家とは、扶養義務者(父、母、祖父母など)が居住する住宅、または居住していた住宅をいいます。
色々と条件がありそうに見えますが、高山市内にUターンで戻ってきて就職し、これからもずっと住むぞ、と考えてかえって来られる方はほとんど対象になるのではないでしょうか。
そして次の内容ですがなんと・・・
5,奨学金返済支援事業補助金
こちらを知ったときはさすがの筆者も驚きました!
おかげで大学時代を謳歌できた奨学金を返済してくれるなんて・・・!(大人になってからこれの返済で苦労してる方多いはずです。)
気になる内容ですが、こちらです。
₋高山市役所のサイトより₋
概要
高山市へU・I・Jターン就職をした若者に対して、奨学金の返済金額の一部を補助します。
対象者
以下の要件を全て満たす方が対象となります。
- 平成28年3月1日以降に高山市外から高山市内へ住民登録地を移した方(※1)
- 平成28年3月1日以降に高山市内の事業所へ就職又は就業した方(※2)
- 就職または就業した日の年齢が35歳未満の方
- 上記の1か2のいずれか早い日から1年を経過していない方(※3)
- 平成28年3月1日以降に奨学金の返済をしている方
- 高山市内に定住する意思のある方
- 公務員でない方
※1 高山市内に住民登録を残したまま、高山市外の学校などに就学、又は事業所へ就職又は就業していた方は、高山市外に居住していたことが証明できるもの(大学等の卒業証書や賃貸住宅の退去証明等)を提示していただければ対象となります。
※2 高山市外に本社を有する事業所のうち、定期的な人事異動等に伴い市外への転勤が想定される事業所を除きます。
※3 高山市以外の出身者で、高山市内の学校等に就学し卒業した日から1年を経過していない方、または、卒業・中退した日から3年を経過していない学卒者(中退者含む)は、平成28年3月1日以降に高山市内の事業所へ初めて就職・就業し、且つ1年を経過していない場合対象となります。
支援内容
返済実績に基づき、年額24万円を上限に補助します。
なんですってぇ~~!ということは、4の就職支援金対象の方で、奨学金を返済している方が対象になるということです。
これは、本当に驚きですね。奨学金は勉強や地元に還元するために使わなければいけませんね(笑)
6,最後に
高山市は移住者を増やし、そして長く定住してもらうための補助金がとても充実しています。
それだけでなく、私が一番驚いたのは、市役所の方の対応がとても
丁寧で、親切だったことです!
これまで10回、引っ越しをしたことがありますが、
こんなに丁寧で親切な対応は初めてでした。
補助金は条件など難しい表記もありますので、
是非、分からないことは市役所の方に相談してみてください。
↓市役所の移住に関する住宅・家賃の補助金はコチラ
http://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1003917/1006383.html
※この情報は2017年6月23日時点のものです。
最新の情報は高山市役所のサイトをご確認ください。