平湯と高山を結ぶ158号線を通っていると見かける「民芸ミュージアム 匠の館」。
そして「森の水族館」という看板。
看板は何度も見たことあるけど、どんな場所なのかよくわからず、30年間一度も行ったことはありませんでした。
地元の友人に聞いても、「行ったことはない」と。
「世界一小さい有料の水族館」
という謎のキャッチコピーを見つけたり、とにかく謎。
そんな謎多き(←ただ自分が行ったことないだけ。)匠の館に家族と行ってきたので、【地元家具屋の暮らしの情報】として紹介します。
結論!!
大人はもちろん、特に小さい子供(1歳後半くらいから10歳くらいまで)にはおすすめできるお出かけスポットでした!(この2カ月で2回も行きました!)
1.何ができる場所なの?
まず、このサイトから引用した文章を見てみましょう。
民芸ミュージアム匠の館は、飛騨を代表する伝統農家家屋として平成19年に高山市の文化財と指定され、飛騨の匠の資料をはじめ、昭和30年代の高山駅沿線を再現したジオラマや、企画展示のギャラリー、淡水魚を集めた水族館など飛騨の自然と文化がここに凝縮されています。
ふむふむ。
- 家屋が古くて、すごい
- 昭和っぽいジオラマがある
- 飛騨の匠の資料館やギャラリーがある
- 水族館がある
- 自然が楽しめる
なんと要素が多いことか!!!!
美術館+資料館+水族館+動物園みたいな感じですね。
これが「ここは何なんだ!?」と思わせていた原因でした。
しかし、書いてあることに嘘はなく、上記の要素が少しずつ満喫できる場所でした。
2.どんな人におすすめ?
匠の館を特にお勧めしたいのはこんな人です。
- 長野・関東方面から車で高山への観光客
平湯と高山の間にある場所なので長野・関東方面から車で来る方は通り道なのでおすすめです。
高山の市街地から30分程度で行ける場所なのでそれ以外の地域の方もお時間許せば是非! - 地元の子供連れの家族
小さい子供(2歳くらい~小学生低学年)くらいの子供は1-2時間は十分に楽しめます。古い家屋だけでなく、ジオラマも動物との触れ合いもうちの子供は大はしゃぎでした。
息子はアヒルへのエサやりにはまってました。 - カップルのデート
ちょっと暗い部屋でジオラマみたり、動物と触れ合ったり、民家の縁側できれいな庭を見ながらお茶を飲んだり、急な階段を上ったり、意外とカップルのデートにもおすすめです。 - 民家や昭和の風景をゆっくり見たい方
3.おすすめポイント
色んなものが見れる匠の館。たくさんあるおすすめのポイントを5つに絞りました!
(入館料が大人500円で比較的安いという期待値で見てください!)
- 動物・自然と触れ合える
ここで触れ合えるのは、馬、あひる、烏骨鶏(うこっけい)、淡水魚です。
アヒルの餌やりができるのですが、個人的にすごかったのは烏骨鶏の素早さです。アヒルは餌を上げてもマイペースなのですが、、、、、
烏骨鶏が忍者のようにササッと餌を奪うのです。本当に素早いのです。
アヒルとアヒルの間をすり抜けて、餌を奪うのです。
あまりの速さに息子は怖がってました・・・・。
(私も少し怖かった・・・。)そしてもう一つおすすめは森の水族館です。
ここにはなんとドクターフィッシュがいます!
(手の皮脂を食べてくれる魚ですね。)そしてもう1匹手を入れれるのが、チョウザメ。
「歯がないので、噛まれても大丈夫です」と書いてあるのですが、どうみても怖い! - ジオラマの精度が想像以上に高い
単なる風景ではなく、ちゃんとストーリーがあり、朝から晩に合わせてジオラマが動いたり、景色が変わるんです!細部までこだわって作ってあり、大人でも見ごたえがありました。
最後の花火や流れてる音響は哀愁がありました。
また、電車が好きな男の子にはたまらないと思います!
- 建物・庭の風情が良い感じ
置いてあるものもとても風情があるものばかりです。
縁側から見えるお庭はいやされます。
程よく手入れされたお庭は自然が感じられとてもきれいでした。
- コーヒー・お茶が無料で飲める
縁側ではコーヒーやお茶が飲むことができます。
ゆったりとした気持ちで、飲み物を飲みながらお庭を眺めるのはおすすめです。 - スタッフの方の対応がとても心温まる
私が行ったときはおばあちゃんとその娘さんがいらっしゃったのですが、とても丁寧な説明と親しみをもった対応をしてくださいました。柿を無料でもらったり、馬を近くで見せてもらったり、その日ある高山祭の話をしてもらいました。
4.匠の館の基本情報
高山市の観光サイトには以下のように建物の説明が書かれています。
匠の館は、明治15年に飛騨の匠の技を受け継ぐ名工により設計建造されました。豪快な梁組は大指木、差鴨居、大黒柱で構成され、特に一番太い大指木は直径90センチメートル、長さ8メートルと飛騨でも最大級のスケールです。
この記事ではあまり触れませんでしたが、建物自体もとても見ごたえがあります。
以下、基本情報です。
- 住所:高山市丹生川町根方532
- 電話:0577-79-2505
- 利用料金:施設共通:大人500円、小人(中学生以下)400円
- 営業時間:午前8時から午後5時(冬期は臨時休業有り)
(朝早いのがおすすめです!) - 交通アクセス 車:高山より国道158号 30分
5.最後に
謎多き場所でしたが、色々な見どころがあり、人も多すぎず、温かみがある良い場所でした。
うちの子供もとても楽しんでいたので、また雪が降る前に行ってみたいです。
是非、みなさんも行ってみてください!